令和4(2022)年度 セミナー「災害と図書館」

1.趣旨

 昨今、水害や地震等が各地で発生しており、図書館にも大きな被害を与えています。このような自然災害は全国どこでも発生する可能性があります。私たちは、これまでに得られた教訓を防災マニュアルに反映させ、定期的に防災訓練をおこなうことで、災害の発生に備えることが必要です。
 また、新型コロナウイルス感染症の流行が2年以上に及んでいます。一時期、図書館は休館を余儀なくされたこともありましたが、一方で「大学図書館が動き続けるために」ICTの活用をはじめ、様々な新たなサービスが試みられるようにもなりました。
 本セミナーは、地震・水害からの復興過程とそこから得られた教訓等を共有することで、各館で行われている防災訓練の内容の向上や危機管理マニュアルの更新につなげ、より安全・安心に利用できる図書館となるための一助とすることを目的とします。
 (本セミナーは「国立大学図書館協会ビジョン2025」の行動計画1-3-3に沿って開催するものです)

 

2.開催日時

令和4(2022)年10月12日(水)13:30~16:00

 

3.実施方法

オンライン

 

4.対象

(1)国立大学図書館協会会員館の教職員
(2)その他、本テーマに関心のある方はどなたでもご参加いただけます。

 

5.プログラム

13:00       オンライン会議室・開場
13:30~13:35 開会挨拶
        棚橋健治(広島大学図書館長)
13:35~13:50 本セミナーの趣旨、アンケート調査結果概要[当日資料(PDF)][事前配布資料(PDF)
        村上健治(広島大学図書館部長)
13:50~14:30 「東北大学附属図書館における地震対応 被害・復旧・対策」[当日資料(PDF)
        半澤智絵(東北大学附属図書館情報サービス課長)
14:30~15:10 「文化財の防災を考える-西日本豪雨の経験から-」[当日資料(PDF)
        今津勝紀(岡山大学教授/岡山史料ネット)
15:10~15:20 休憩
15:20~16:00 質疑応答
16:00     閉会

 

当日の動画(YouTube)は以下よりご覧ください

  1.  開会挨拶~本セミナーの趣旨、アンケート調査結果概要
  2. 「東北大学附属図書館における地震対応 被害・復旧・対策」
  3. 「文化財の防災を考える-西日本豪雨の経験から-」
  4.  質疑応答~閉会

 

6.主催

国立大学図書館協会

 

7.事前アンケート調査結果

セミナーの開催にあたり、国立大学図書館協会加盟館を対象に2件のアンケート調査を実施しました。
結果は以下のリンクからご覧ください。

 

8.その他

(1)参加費は無料です。
(2)問合せ先:広島大学図書館 図書館企画主担当
  電子メール: tosho-kikaku-somu [at] office.hiroshima-u.ac.jp
        [at] は@ にしてください。