組織

概要

 国立大学図書館協会は、国立大学図書館の緊密な連携と協力により、図書館機能の向上を支援するとともに、広く学術情報資源の相互利用を推進し、学術情報流通基盤の発展に貢献し、もって大学の使命達成に寄与することを目的とした組織です(会則第5条)。
 全国86の国立大学、放送大学、5つの大学共同利用機関の図書館を会員として組織し、年1回総会を開催しています。また、会長・副会長(各1名)を置き、全国8つの地区協会から選出された16の図書館からなる理事会、監事(2館)に加え、協会の事業や調査研究を推進する委員会を適宜設置しています。
 本協会は、1954(昭和29) 年に開かれた第1次全国国立大学図書館長会議を前身とし、1968(昭和43) 年に設立された「国立大学図書館協議会」を経て、国立大学法人法が施行された2004(平成16) 年に現在の形になりました。

 

主な事業

  • 協会のビジョンを策定し、目標の達成に向けた取り組みを進めています。
  • 委員会を設置し、各委員会は、協会のビジョンに沿った事業を企画して実施するとともに、必要に応じて調査研究を行い、報告書を発表します。
  • 8つの地区協会が実施する各種事業に対し助成しています。
  • 年1回、シンポジウムを開催します。
  • 国立大学図書館協会賞を設け、会員館の先進的な事例に対し表彰しています。
  • 会員館に所属する職員を対象に、海外派遣事業を実施しています。
  • その他、世界的な動向や国の政策等を踏まえた会員館の取り組みを促進するために、助成を実施しています。