「大学図書館におけるデジタルアーカイブの利活用に向けて」(学術資料整備委員会 デジタルアーカイブWG)を公表しました

 国立大学図書館協会学術資料整備委員会 デジタルアーカイブWGはこのほど、「大学図書館におけるデジタルアーカイブの利活用に向けて」をとりまとめ、公表しました。

 近年、国内でのデジタルアーカイブに関する動きが活発となっている一方、各大学が貴重な所蔵資料を電子化し公開しているが、どこに何があるか分からない、充分に活用されないままアクセスできない状態になっているものもある、などの課題がありました。

 そのような状況のなか、デジタルアーカイブの連携に関する関係省庁等連絡会・実務者協議会による報告書「我が国におけるデジタルアーカイブ推進の方向性」及び「デジタルアーカイブの構築・共有・活用ガイドライン」が平成29年4月に公開され、デジタルアーカイブの現状と課題の整理、デジタルアーカイブ社会構築の必要性、アーカイブ機関とつなぎ役機関に求められる役割などが明確に述べられました。

 デジタルアーカイブWGではこれらの内容を踏まえて議論し、報告書作成にあたっては、大学図書館に特化した課題と方策を中心に取りあげ、先進的な取り組みを行っている事例の紹介や各アーカイブで利活用のために工夫した点などを詳細に示すことで、各大学のデジタルアーカイブ実務者が参考にしやすい資料となることを目指しました。 この報告書の公開によって、各大学図書館がデジタルアーカイブを構築し、活用する際の一助となることを期待しています。