図書館組織・機構特別委員会設置要項
平成10年6月24日 国立大学図書館協議会 第45回総会 1.目的 平成9年4月以降、行財政構造改革の一環として国立大学の事務組織の抜本的な見直 しが求められており、図書館においても組織・機構の改善を図り、新たな学術情報流通 環境の変化に対応した図書館運営の整備強化を図る必要が生じている。 また、大学図書館においては電子化に代表される学術情報の多様化が進んでおり、こ れらの状況に必要な知識、技術、資質を備えた図書館職員の確保が重要となっている。 これらの問題について、効率的な図書館組織・機構のあり方について検討を行うとと もに、図書館における専門職の確保と処遇のあり方について検討する。 2.検討事項 @ 図書館の組織及び機構の改善についての具体的方策 A 学内類縁機関を含めた新しい図書館組織のあり方 B 時代の要請に対応しうる専門的資質を備えた図書館職員の確保と処遇に関する具体 的方策 C 新たな学術情報流通環境において必要とされる知識、技術を習得するための研修の あり方について 3.構成 @ 特別委員会の構成は次のとおりとする。 @ 委員長館 A 副委員長館 B 委員長館が指名する館数館 A 委員長および副委員長は、理事会において選出する。 B 特別委員会に、具体的問題を検討するため、ワーキンググループを置くことができ る。 4.期間 特別委員会は、設置後2年を限度とする。ただし、その時点で理事会においてそれま での活動状況を評価し、その後の対応すべき課題を明確にした上で、総会の審議を経て、 1年単位で延長することができる。