図書館組織・機構特別委員会大学図書館の組織・機構及び業務の改善に関するアンケート調査(A) 集計結果のまとめ５　学内の類縁組織との機能的・組織的な連携・協力について

５　学内の類縁組織との機能的・組織的な連携・協力について

５－１
　貴館では、[総合]情報処理センター、大型計算機センター等の学内の類縁組織との間で、これまでにどのような連携・協力を実施していますか。（複数回答可）: （回答）; ａ　集計

連携・協力の内容	Ⅰ (8大学)	Ⅱ (28大学)	Ⅲ (40大学)	Ⅳ (24大学)	全　体 (100大学)
ア　図書館業務をセンターのコンピュータで処理している	2（8%）	8（9%）	5（7%）	2（4%）	18（8%）
イ　データベース・サービス等を協力して実施している	3（12%）	8（9%）	3（4%）	5（11%）	20（8%）
ウ　センターのパソコン、サーバ等を図書館に設置して利用している	7（28%）	18（21%）	17（23%）	13（28%）	57（24%）
エ　情報リテラシー教育への支援等を協力して実施している	1（4%）	10（12%）	7（10%）	2（4%）	21（9%）
オ　双方（もしくはいずれか一方）の運営委員会等に委員を出している	6（24%）	24（28%）	23（32%）	10（22%）	66（28%）
カ　全学的な情報関係の委員会等を組織している	5（20%）	12（14%）	6（8%）	4（9%）	28（12%）
キ　センターの事務を図書館で所掌している	0（0%）	0（0%）	0（0%）	4（9%）	4（2%）
ク　その他（具体的に記入して下さい）	1（4%）	6（7%）	12（16%）	6（13%）	26（11%）
合計	25(100%)	86(100%)	73(100%)	46(100%)	240(100%)

ｂ　連携・協力（「ク　その他」等）の具体的内容

ＡⅠ	図書館長・情報処理センター長・大型計算機センター長の三施設長懇談会で情報交換「情報基盤委員会」（評議会のもとに）を設置、全学的な情報基盤整備を検討
ＡⅡ	カ：全学的な情報関係の委員会に参加している。ク：図書館専用コンピュータのレンタル料の一部を総合情報処理センター予算から拠出。
ＡⅡ	契約の一本化
ＡⅡ	ア・イ：図書館機械化発足当時、現在は専用機により処理オ：総合情報処理センター運営委員会へ館長が参加。カ：情報通信・メディア委員会のメンバーク：学生部のシラバス端末を館内に設置
ＢⅡ	図書館システムのリプレースにあたり仕様策定委員、機種選定委員として参加・協力を依頼している。
ＢⅡ	図書館員の研修をセンターで行っている
ＣⅡ	情報処理センター及び図書館業務システムを一括契約している。
ＣⅡ	館内ネットLAN、ATM等で特に詳細な部分まで協力していただいた。
ＣⅡ	総合情報処理センターへの移行にあわせて図書館システムの更新を実施（予定）
ＣⅢ	センター計算機のディスクをネットワークファイルシステムで７ＧＢ提供してもらっている
ＣⅢ	本館（○○地区）と分館（△△地区）との間の情報のやり取りをセンターのネットワークを利用して実施している。
ＣⅢ	図書館業務システムと情報処理センターシステムの一括契約
ＤⅢ	情報処理センターと電算システムの更新に伴い契約を一本化で実施。
ＤⅢ	図書館システムの仕様策定、技術審査等において積極的な参加協力がある。
ＤⅢ	情報処理センターから学内ＬＡＮを通じた図書館業務においてメンテナンス等の支援を受けている。
ＤⅢ	情報処理センターと懇談の場を設けており、いつでも協力関係について話し合うことができる状態にしている（H９．１１．２８）
ＤⅢ	情報処理センターは概算要求中
ＤⅢ	必要に応じ意見交換を行う
ＤⅢ	センターとのシステム契約と図書館システムの賃貸借契約を一体化して行っている。センターのネットワーク基盤に立脚した情報サービスを行っている。
ＤⅢ	平成１０年２月の電算機更新にあたっては、情報処理センターと一体化した形で更新した。情報処理センター運営委員会には、館長がオブザーバーとして出席している。
ＤⅢ	図書館電算機の更新時等に助言支援等依頼している。
ＣⅣ	センター運営委員会を所掌している
ＤⅣ	平成１１年度情報処理センターが新設
ＤⅣ	図書館システム（ハードウェア中心）について連絡調整。情報リテラシー教育（情報処理センター担当）への支援・協力
ＤⅣ	該当事例なし
ＤⅣ	情報ネットワーク運営委員会の事務を所掌している
ＤⅣ	ＣＤ－ＲＯＭ（ＭＥＤＬＩＮＥ）のサーバを医療情報部で維持管理している。図書館のホームページを医療情報部のサーバ上に置いてもらっている。
ＤⅣ	類縁組織なし

５－２
　貴館では、前問に挙げた学内の類縁組織との間で、今後、どのような連携・協力を計画または検討していますか。（複数回答可）: （回答）; 　ａ　集計

連携・協力の内容	Ⅰ (8大学)	Ⅱ (28大学)	Ⅲ (40大学)	Ⅳ (24大学)	全　体 (100大学)
ア　図書館業務をセンターのコンピュータで処理する	1（5%）	5（6%）	3（3%）	2（4%）	11（4%）
イ　データベース・サービス等を協力して実施する	4（20%）	13（15%）	13（15%）	10（21%）	42（17%）
ウ　センターのパソコン、サーバ等を図書館に設置して利用する	6（30%）	17（19%）	17（19%）	10（21%）	52（20%）
エ　情報リテラシー教育への支援等を協力して実施する	3（15%）	19（22%）	15（17%）	9（19%）	48（19%）
オ　双方（もしくはいずれか一方）の運営委員会等に委員を出す	2（10%）	12（14%）	20（22%）	6（13%）	41（16%）
カ　全学的な情報関係の委員会等を組織する	2（10%）	12（14%）	4（4%）	1（2%）	20（8%）
キ　センターの事務を図書館で所掌する	0（0%）	0（0%）	3（3%）	3（6%）	6（2%）
ク　センターと図書館の組織を統合した新しい組織を設置する	1（5%）	5（6%）	5（6%）	1（2%）	12（5%）
ケ　その他（具体的に記入して下さい）	1（5%）	5（6%）	9（10%）	6（13%）	22（9%）
合　計	20(100%)	88(100%)	89(100%)	48(100%)	254(100%)

ｂ　計画・検討している連携・協力（「ケ　その他」）の具体的内容

ＡⅠ	設問５－１の連携を更に強める
ＡⅠ	全学的センターに図書館の電子図書館的機能を統合する
ＡⅡ	コンピュータのレンタル契約の一元化
ＢⅡ	研究開発室（仮称）を図書館内に創設し、類縁組織の教官に入ってもらう（計画）
ＢⅡ	学内の情報系組織（総合情報処理センター、附属図書館、学生部学生総合情報システム、事務情報化推進室、地域共同研究センター、ＳＣＳ事業実施委員会）を仮想的に統合した上位の情報系組織を検討中。
ＢⅡ	計算機の次々期の更新期を総合情報処理センターと同期をとる
ＣⅡ	センターと図書館を一体化した施設を計画している。
ＣⅡ	総合情報処理センター、教育工学開発センター及び図書館の組織を統合した新しい組織を設置する。
ＣⅢ	エ・クの今後のあり方について情報処理センターと協議を行う
ＣⅢ	現在は具体的には検討していないが、今後センターとの統合も検討すべきと考える。
ＣⅢ	平成１０年度補正予算において図書館棟及びシステム情報学センター（隣接）の増築が認められ竣工後は合築となるため、今後左記の○印等について検討を進める。
ＣⅢ	図書館業務システムと情報処理センターシステムの一括契約
ＣⅢ	平成１２年度（情報処理センターと図書館が同一建物に入る予定）より、一体的運用を目指して検討中
ＣⅢ	図書館のシステム開発・導入・管理を情報処理センターと連携して行う。
ＤⅢ	情報処理センターと機能的に連携・協力できる業務を検討する必要がある。
ＤⅢ	電子図書館機能強化のための研究・開発
ＤⅢ	図書館とセンター等を複合化した建物構想があり、双方の管理運営・機能面での合理化・強化を検討している。
ＤⅣ	複合施設として増改築を検討している
ＤⅣ	図書館では、「ク」について検討しているが、大学の方針との調整が困難である。（大学としては図書館抜きで複数のセンター統合案を検討している。）
ＤⅣ	今後も上記５－１のクを継続していく。
ＤⅣ	図書館増築分と情報処理センターが同居する施設を建築する
ＤⅣ	これまでの協力関係をより強化し、その中で必要な事柄を計画実施していく。

５－３
　そのほか貴館において、情報処理センター等以外の図書館類縁組織（情報処理課　（係）、文献（資料）センター等）との間で機能的・組織的な連携・協力を実施、計画または検討している場合は、相手方の類縁組織の名称及び連携・協力の内容等について、できるだけ具体的に記述してください。: （回答）

ＡⅠ	総合情報メディアセンター（平成９年４月に情報処理教育センターを発展的に改組した組織）１）パソコンサーバを設置して利用している。２）SCSを含むマルチメディア機器の設置・運用の相談をお願いしている。
ＡⅡ	経理部情報処理課及び学生部学生課など情報処理を担当している部門と組織統合を図り、各種情報を維持、管理、提供する全学的な情報基盤組織を構築する。
ＡⅡ	事務局で実施するパソコン研修に講師を派遣
ＡⅡ	○○大学情報教育研究センターとの協力（学生への情報教育の分野で連携・協力）　・△図書館内にセンターの情報処理演習室を新設。　・△図書館オープンスペースラボ開設。外国語教育研究センターとの協力　・△図書館視聴覚室にマルチメディア自習室の設置。
ＡⅡ	学生部（学務部）留学生課：留学生用端末の整備、留学生センター：留学生用資料の整備
ＡⅡ	インテリジェント化構想専門委員会への参画（学内共同利用施設）図書館利用者カードを学生証と同一とする（実施済）。その際、ＩＣ又は磁気カードへの移行を計る（学生部）
ＢⅡ	研究開発室の創設にあたりスタッフとして（計画中）、美術担当教官（→サイン計画、アメニティへの助言指導）、歴史担当教官（→貴重資料の解題・翻刻・展示会企画）、情報セ教官（→図書館電子化計画・実施への助言）事務情報化推進室との連携。情報システムの統一性（インテグリティ）の確保のため。
ＢⅡ	職員の研修：全学的なパソコン研修を事務情報化推進室で実施。学生証を図書館利用カードとして利用、学生部からデータの提供を受けている。
ＢⅡ	情報処理課、学務情報システムへの図書館としての参画、次々回のリプレースから統合を前提に調整中。
ＣⅡ	経済学部の貿易文献資料センターは、研究機関として位置付けられセンター長の他、複数の教官が配置されている。しかし、業務の内容は、図書館と重複する部分もあり、むしろ本学では図書館との連携・協力の強化を図ることにより、社会科学系研究開発機能を活性化するために研究開発室として位置付けることも検討課題にしていきたい。
ＤⅡ	教育実践総合センター：パイロットデータベース作成プロジェクト
ＣⅢ	総合情報処理センター以外との連携、協力等は考えていない。
ＣⅢ	ジェンダー研究センター収集の資料を図書館閲覧室の一部を使用し利用に供している。
ＣⅢ	附属史料館との情報発信についての協力連携を進めたい
ＣⅢ	図書館増築を機に「紀州経済史文化史研究所」（学内措置施設）が本部等から移転し、展示室等も設ける。ただし、図書館への組織参入ではなく今後検討を進める。
ＣⅢ	平成１１年４月に新設される地域連携推進室との協力により図書館の地域開放を更に進める。
ＤⅢ	情報処理センター以外の図書館類縁組織はなし。
ＤⅢ	情報システム係との組織統合を検討中
ＤⅢ	必要に応じ意見交換を行う
ＤⅢ	歴史資料館の設置計画があり、展示資料の整理・保存等に図書館が参画している。図書館利用証と学生証及び職員の身分証の共用化を実施（庶務課・教務課と連携）
ＣⅣ	薬効解析センターで行っている「民族薬物資料データベース」の作成支援
ＤⅣ	マルチメディアシステムセンター：マルチメディアパソコン管理で協力、VODサービスを共同での実施を検討
ＤⅣ	全学の事務情報化推進計画が策定され、ペーパーレス、ＯＡソフトの統一、情報システム関連研修等に取り組み始めている。
ＤⅣ	総務部調査管理課との間で、図書システムに関する運営・管理、プログラム開発等のサポート体制があり、今後も図書システムの維持、管理等において役割分担を明確にして連携・協力を密に行うこととしている．

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