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パンフレットに添付する レターのサンプル(教員宛)

拝啓:

この書簡はたいへん重要なテーマ、すなわち学術研究へのアクセス についてお話しするものです。

1980年代半ばから始まった学術コミュニケーションの危機は、 すでに多くの学者・教員たちに問題を突きつけています。

このまま手をこまねいていれば、数年後には壊滅的な状態になる 恐れがあります。

学術研究へのアクセスは、年を追うごとに難しくなっています。

  • 図書館は、あなたやあなたの学生が必要とする学術誌の解約を余儀なくされています。
  • 図書館では、学術誌をなるべく減らさないようにするため、それ以外の受入資料の 数を減らしています。
  • 学術誌の購読料は毎年上昇しており、なかには上昇率が13%に達している分野 もあります。こうした学術誌を購読している図書館や大学などは、購読料の上昇に 対応しきれないでいます。
  • 学術コミュニケーションのプロセスは、商業出版者に支配されるように なってしまいました。学術出版は、莫大な利益を生み出す国際的なビジネスに成長しました。 こうしたビジネスマンたちは、出版された学術情報へのアクセスを無視し、株主の利益を 上げることを最優先にしています。
  • 平均的な研究図書館が購読する学術誌は、今後15年以内にさらに20〜50%減少 すると予想されています。新着雑誌架に置かれる学術誌の数が今の半分になった様子を 想像してみてください。

簡単に言うと、あなたやあなたの学生および世界中の同僚のためにあるべき システムの主導権は、もはやあなたの手から失われてしまっているのです。

CREATE CHANGE の目標は 単純明快です。それは、学術コミュニケーションの主導権を本来の所有者である 学者・教員の手に取り戻すことです。

あなたには次のようなことができます。

  • 現状をよく理解する。同封のパンフレットを読む。 CREATE CHANGE Web サイトに アクセスして詳しい情報を入手する。図書館がこの危機にどう対応しているか、 悪質な出版社はどこか、などについて、図書館員から情報を提供してもらう。
  • 協議を促す。次の学科会議に司書を招いて、プレゼンテーションを おこなってもらう。評議員会でこの問題を取り上げる。自分が所属する学協会に、 この問題について協議するよう求める。
  • 行動を起こす。知的所有権について大学でおこなわれる協議に積極的に 参加する。自分がどのように考えているかを、学術誌に知らせる。学術誌の価格設定方針が 自分の価値観にそぐわない場合は、その学術誌との取引を断る。

この重要な活動にご賛同いただけることを期待しております。

副学長と図書館長による署名:

CREATE CHANGE は、大学・研究図書館協会、研究図書館協会、SPARC( 学術出版・学術資源連合)が共同で主催するプログラムです。

 

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Create Change(米国) の後援は:

研究図書館協会(Association of Research Libraries), 大学・研究図書館協会(Association of College and Research Libraries),及び学術出版・学術資源連合(SPARC) によって行われ、 Gladys Krieble Delmas基金(Gladys Krieble Delmas Foundation) からの支援を得ています。

管理:国立大学図書館協議会事務局
デザイン:Kevin Osborn, Research & Design, Ltd.
更新年月日:平成14年6月26日