平成21年度事業計画
平成21年6月19日
1.担当理事の役割と活動
- 総務担当 : 協会の組織・運営及び国内他組織との渉外に関する事項
- 人材育成担当 : 職員の資質向上に関する事項
- 国際担当 : 国際事業に関する事項
- 学術情報担当 : 学術情報資源に関する事項
2.委員会の見直し及び主な活動
- 学術情報流通改革検討特別委員会の設置(平成21-22年度)
電子ジャーナル関連組織を統合し、電子ジャーナル問題を専門に扱う特別委員会を新たに設置する。なお、本委員会の設置に伴い、学術情報流通改革検討ワーキンググループを廃止する。
○主な活動
学術雑誌・電子ジャーナル等の学術情報の円滑、安定的な収集、提供、保存を図るため、学術雑誌・電子ジャーナル等の新たな契約モデルの構築及び学術情報流通の改革等の諸課題について検討する。
- 国際学術コミュニケーション委員会の学術情報委員会への統合
国際学術コミュニケーション委員会が担当してきた学術情報流通の事業を学術情報委員会の事業に追加する。
- 学術情報委員会の再編
1、2に伴い、学術情報委員会の事業内容を見直す。
○主な活動
学術情報(電子ジャーナルを除く。)の円滑、安定的な収集、提供・発信、保存を図るため、増大し、多様化する学術情報メディア、システム及びサービスの諸課題に取り組む。
- 総務委員会
従来どおり常置とする。
○主な活動
協会の組織・運営及び広報に関する企画・立案並びに協会賞等の企画・審議を行う。
- 人材委員会
従来どおり常置とする。
○主な活動
国立大学の図書館が必要とする人材の計画的な育成に必要な事業、図書系職員の処遇問題の検討を行う。
3.館長フォーラム、マネジメント・セミナーの開催について
- 開催日時
平成21年6月2日(土)9:00〜12:00
- 会場
万代シルバーホテル
- 開催テーマ
- 館長フォーラム
(1)第1期中期目標・計画に関する総括
(2)魅力ある図書館をどう構築するか−学生・教員・地域住民の3方向を考える−
- マネジメントセミナー
大学運営の中での図書館職員のあり方
4.国立大学図書館協会シンポジウムの開催について
- 開催日時
平成21年11〜12月頃
- 会場(予定)
東地区/関東・東京地区 西地区/近畿地区
- 開催テーマ
利用者から学ぶ−個性的で多様な図書館サービスに向けて−
5.学術情報流通改革ワークショップ等の開催について
電子ジャーナル等の導入における諸課題への取り組みや学術情報流通の改革に関する状況について報告・協議し、今後の方針の検討を行う。
必要に応じて、地区説明会を実施する。
6.地区活動の助成
地区協会の優れた事業計画に対し事業費助成を行うことにより、地区活動の活性化を図る。
7.短期海外派遣事業
米国大学図書館における図書館サービス制定・評価の活用を調査研究テーマとして以下の2名を8日間、米国に派遣する。
- 大阪教育大学学務部学術情報課 図書係長 前川敦子
- 奈良教育大学学術情報課 係長(情報サービス担当) 赤澤久弥