平成22年度事業計画

平成22年6月18日

1.担当理事の役割と活動

  1. 総務担当 : 協会の組織・運営及び国内他組織との渉外に関する事項
  2. 人材育成担当 : 職員の資質向上に関する事項
  3. 国際担当 : 国際事業に関する事項
  4. 学術情報担当 : 学術情報資源に関する事項

2.委員会の主な活動

  1. 総務委員会

    ○主な活動
     協会の組織・運営及び広報に関する企画・立案並びに協会賞の企画・審議を行う。

    ○新たな活動計画/重点事項
    ・地区協会助成事業実施要項に基づき、事業内容の評価を行う。
    ・総会等のあり方について検討する。

  2. 人材委員会

    ○主な活動
      国立大学の図書館が必要とする人材の計画的な育成に必要な事業、図書系職員の処遇問題の検討を行う。
    ○新たな活動計画/重点事項
     ・マネジメント・セミナー及びシンポジウムの実施と今後の在り方の検討
     ・海外派遣事業の実施
     ・図書館組織及び人事政策に関するアンケート調査結果に基づいた、図書館職員の人事政策に係る提案の検討

  3. 学術情報委員会

    ○主な活動
     学術情報(電子ジャーナルを除く。)の円滑、安定的な収集、提供・発信、保存を図るため、増大し、多様化する学術情報メディア、システム及びサービスの諸課題に取り組む。
    ○新たな活動計画/重点事項
     ・リポジトリ理解促進のための広報への取り組み
     ・研究成果公開の義務化への検討に向けたシンポジウムの開催
     ・国立情報学研究所への国立大学図書館協会としての要望書の提出
     国立情報学研究所に、今後も学術機関リポジトリ構築連携支援事業及び研修等リポジトリ構築を担う人材育成を継続することを国立大学図書館協会として要望する。

  4. 学術情報流通改革検討特別委員会(平成21-22年度設置)

    ○主な活動
    学術雑誌・電子ジャーナル等の学術情報の円滑、安定的な収集、提供、保存を図るため、学術雑誌・電子ジャーナル等の新たな契約モデルの構築及び学術情報流通の改革等の諸課題について検討する。
    ○新たな活動計画/重点事項
     ・コンソーシアム連携による組織の強化
     ・ビッグディールに替わる新たな契約モデルの策定
     ・バックファイルの戦略的・体系的整備

3.館長フォーラム、マネジメント・セミナーの開催について

  1. 開催日時
    平成22年6月19日(土)9:00〜12:00
  2. 会場
    札幌パークホテル パークホール
  3. 開催テーマ
    • 館長フォーラム
      (1)電子ジャーナルの価格高騰にどう対処するか−研究者の立場から考える−
      (2)学内学術情報の収集・流通・活用・発信システムと図書館の役割
    • マネジメント・セミナー
      大学図書館管理職の新たな意識改革

4.国立大学図書館協会シンポジウムの開催について

  1. 開催時期
    平成22年11月頃 午後半日程度
  2. 開催場所
    東地区/関東・東京地区 西地区/近畿地区 会場は未定
  3. 開催テーマ
    大学図書館職員の「強み」と「弱み」:コアコンピテンシーを考える

5.学術情報流通改革シンポジウムの開催について

  電子ジャーナル等の導入における諸課題への取り組みや機関リポジトリ等の学術情報流通の変革に関する状況について報告・協議し、今後の方針の検討を行う。
 必要に応じて、各地区での説明会を実施する。

6.機関リポジトリ普及・広報資料の作成・配布

7.地区活動の助成

  地区協会の事業計画に対し事業費助成を行うことにより、地区活動の活性化を図る。

8.海外派遣事業

  臨時理事会により改正承認された規程に基づき応募選考を実施し、派遣する。