国立大学図書館協会会則が承認される

 国立大学図書館協議会は、平成16年4月から「国立大学図書館協会」に移行することが本年5月の第50回記念総会で決定しているが、このたび開催された理事会(平成15年度第3回)において、国立大学図書館協会会則が承認された。

 また、英文名称をJapan Association of National University Libraries (略称 JANUL ジェイナル)とすることが併せて決定された。

 新しい会則は、国立大学法人化の理念を反映した目的を明確化するとともに、 事業として、調査研究や相互利用促進に加えて、特に職員の資質向上、国内外の 団体との連携・協力を盛り込んでいる。また、常務理事会及び部会の廃止、 理事館数の減員等、組織のスリム化を図るとともに、担当理事制度の導入、 委員会構成単位の「館」から「人」への変更、地区協会活動の活性化を謳っている。